today's piece



#559, 2017/06/28

GUESS I'M DUMB / GLEN CAMPBELL (1965,USA)


THE BRIAN WILSON PRODUCTIONS

今週月曜日は初の山下達郎ライヴ。ダメもとで抽選に応募したら当たり、観ることができ、とてもとても良いライヴでした。
そのライヴからの帰路、バス車中、頭の中で鳴ってきたのが今日の一曲。 達郎氏もカバーされていますが、 ビーチ・ボーイズのツアーに出ることが苦痛となっていたブライアンがツアーを降り、代わりにツアーを手伝ったグレン・キャンベルにお礼の気持ちを込めてブライアンが提供したというゲス・アイム・ダム。
グレンの声と達郎氏の声がシンクロして、その時頭に浮かんできたと勝手に思っていますが、 「ソフトロック・ナゲッツ」特集を組んだ「ラジオ名盤アワー」、「サンソン」で流れてたのもグッド・タイミングでした。 今夜、収録のレコードを引っ張り出して聞いています。65年にしてペット・サウンズを彷彿させるメロディ。素晴らしいことは皆さん既にご存知ですね。




#558, 2017/06/18

PITIE, JE VEUX LA RECONCILIATION / BOPOL ET ORCHESTRE MODE SUCCES (1980,IVORY COAST)


BOPOL ET ORCHESTRE MODE SUCCES / INNOVATION VOL.1

本日は「父の日」日曜日にて、リンガラ音楽を聞いています。
ひと月程前、天神某書店中古レコードセールで見つけた一枚、アビジャン・リンガラ・ポップス・シリーズの5枚目として1984年にP-VINEから出たアルバム。 調べてみると原盤は80年リリースのようです。
ボポル・マンシアミナはニボマやサム・マングワナのバックで活躍していたベース、ギター奏者で、このアルバムは彼のリーダー作。 そのアルバム一曲目が「ピーチェ」、のっけからアコンパニュマン・ギター(リンガラ・ポップ独特のキラキラしたギター伴奏の意だと思います。 神宮正美氏のライナーノーツから引用です。)の音色にくらくらしそうでその優雅さ引き込まれてしまう見事な一曲。
ジャル・ジャルゥー♪、ピーチェ、ピーチェ、Yeh♪♪
MP3に落として早速、明日からの通勤のお供音楽にしましょう。アビジャン・リンガラ・ポップス・シリーズも豆に探して聞かないといけませんね。




#557, 2017/04/30

WAREIKA VIBES / JA-13 featuring RICO RODRIGUEZ (2002,UK/JAMAICA)


HEROES OF KINGSTON

4月も終わり、今年も早いもので1/3が過ぎます。年度替わり月は、入学、入社、異動等もろもろで神経を使う月でもあります。 さて、私も含めてそんな貴方にリコのインスト音楽です。2002年、JA-13なるDJチームと往年のスカ、レッガエ・レジェンドがアルバムを作成。
リコ、アルトン・エリス、オーウェン・グレイ、デイヴ・ベイカーやデニス・アルカポーン他参加のアルバム、ヒーロー・オブ・キングストン。 当時、チャーリー・ギレットもサタデー・ナイト・ロンドンでよくかけていて、それがきっかけで私もこのアルバムを購入したのでした。 「ディス・イズ・リコ・ロドリゲス、ラスタファーライ」とトーキングで始まるクール・ミュージック。 やっぱし、レッガエ、いいよねと思わせるトローンボーンにエコー・ダブ。所謂癒しの音楽とは無縁ですが、4月最終日にいいんではないでしょうか。 リコは「ワン・モア・タイム」としつこく続けます。
2007年、サンセット・ライヴでリトテンをバックにリコを観たのが最後。スペシャルズでリコを知って、それから四半世紀以上。 アルファ・ボーイズ・スクール卒のリコは今でもボクらの「ヒーロー・オブ・キングストン」です。




#556, 2017/03/21

THE PRINCE / MADNESS (1979,UK)


2 TONE EP

昨夜の山下達郎と星野源のラジオ放談。 キーワード「マイ・ファースト・ラジオ・キラー・チューン」に 引っ掛かりましてです。このキーワード、好きです。
私の「マイ・ファースト・ラジオ・キラー・チューン」は最初のスカ体験から。 FMラジオから流れてきたスペシャルズのギャングスターとマッドネスのザ・プリンス。 ギャングスターも大好きだけど、当時はザ・プリンスのほうがよりよかった。 ギャングスターよりもゆったりビートで、ズンチャカリズムの振り幅も大きくて。
マッドネスのほうがスペシャルズより得体の知れない感があったように思う。 まだプリンス・バスターも知らないし、トロージャン3枚組LP赤ボックスセットを聞くのも まだまだ先のこと。あの頃、ラジオばかりのリスニング生活が始まった引鉄曲としても相応しく、 カセットに録音して繰り返し聞いていました。
このシングル盤は93年2トーンのベスト盤CDリリース合わせて出たコンパクトEP。 収録曲は、A面がギャングスターとザ・プリンス、B面がセレクターのオン・マイ・レディオと ザ・ビートの涙のクラウン。鉄板です。
さて、番組のほうですが最後に「ラジオは人の命を救う」とありました。いい感じでした。
https://youtu.be/y3kQ_i0qXpY




#555, 2017/01/09

I CAN'T WAIT UNTIL I SEE MY BABY'S FACE / DUSY SPRINGFIELD (1967,UK)


BEST 2106

昨年もラジオから様々楽曲を知りえていますが、印象に残った番組のひとつがオーディナリー・ミュージックは松田岳二さんの回。 その番組のハイライトがダスティのアイ・キャン・ウェイト・アンティル・アイ・シー・マイ・ベイビーズ・フェイス。ノーザンでモッドでいい感じでした。 早速、アルバムもCDで購入。この曲がきっかけで、ロックなノーザンなロックステディなにも一回転して戻ってきた感じです。 https://www.youtube.com/watch?v=YB9AmCFtSak

では、2016年ベスト10。新譜旧譜関係なく昨年出会ったアルバムから10枚。ホンキー・トンク・デモはずっとCDで楽しんできましたが、やっとオリジナルLPに出会いレコードの味わい。

EDWYN COLLINS / UNDERSTATED
KODAMA AND THE DUB STATION BAND / ひまわり
ダスティ・スプリングフィールド / ホエア・アム・アイ・ゴーイング
VARIOUS ARTISTS / THE HONKY TONK DEMOS
ALLEN TOUSSAINT / AMERICAN TUNES
DEXYS / LET THE RECORD SHOW: DEXYS DO IRISH AND COUNTRY SOUL
ジャミラー・アブ・バカール / バユン・タリ・パンリマ
ティーンエイジ・ファンクラブ / ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン
GEORGIE FAME & LAST BLUE FLAMES / SWAN SONGS
河内音頭三音会オールスターズ / 東京殴り込みライヴ 完全盤



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