today's piece



#108, Nov 27th 1999

IT'S ALL OVER NOW,BABY BLUE / BOB DYLAN




「終わっちまったぜ、ベイビー・ブルー」 そう、DON'T LOOK BACKでドノヴァンが唄ってくれないかって頼んでいたあの曲です。 1965年に発表されたBRING IT ALL BACK HOMEの最後を飾る銘曲。 念のために申し上げておくと、その前は「大丈夫だよ、ママ。血を流しているだけさ」で 凄いタイトルをもった七分に及ぶ大作ですね。 さて発表の17〜18年後に初めて聴くことになるわけですが、ゼム、バーズ、バニーメンやら 幾多のカバーがあるのも銘曲の誉れではないでしょうか。 マンチェスターかダブリンかでのライブ 生ギター弾き語りもかなり残る演奏!!




#107, Nov 20th 1999

SILVER PISTOL / BRINSLEY SCHWARZ




色々とご意見はありますでしょが、 ブリンズリー“テレキャスの固い音色が素敵”シュワルツ。 ビリー“体格いいねぇ、いまは大工さんな”ランキン。 イアン“チャック・ベリー's カバー カム・オン ビリビリくるぜ”ゴム。 ボブ“そんなうっとりする酔うなキーボードばかり弾かないで、とろけちゃいそう”アンドリュース。 ニック“レイ・デイヴィスとは今でも犬猿の仲?”ロウ。 による最高にうっとりな一枚であり、永遠に引き継がれるべき「英国のアメリカ」な一枚。 オリジナル盤、EDSEL盤、10曲入り米国盤、何でもいいから見つけたら即GETでしょう。




#106, Nov 14th 1999

DRIFT AWAY / DOBIE GRAY




サンフランシスコのとあるラジオ曲では、8時間半ぶっ通しでかけていて、 ラジオ曲が占領されたのではと思われ、警察沙汰になるほど混乱したそうです。 「明日なきさすらい DRIFT AWAY」 ストーンズのライヴヴァージョンで最初知りました。 ナッシュビル録音ということで、カントリーっぽい温かみや南部の気骨さがでた 素晴らしい一曲です。そのほか、このアルバムにはロッキンバーズが2ndアルバムで カバってた"WE HAD IT ALL"という秀曲も入ってます。




#105, Nov 11th 1999

THE ONLY 1 / WILCO




エレピ、バンジョー、マンドリン、フィドルと 永遠のアメリカのアメリカたる音がぎっしり詰まってます。 カントリー・ホンクにも似てたりして、 また、ゴミ屋状態の安価で入手できたのもうれしい。 フリーマーケットは侮れませんね。




#104, Nov 7th 1999

DIFFERENT DRUM / LEMONHEADS




モンキーズ マイク・ネスミスが原曲。オリジナルはもろカントリーしてます。 その昔、このレコードはオリーブ少女にも人気があったみたい。 実際、ベレー帽かぶってる女のこが買っていく様を何度も見た。 ディストーションばりばりのサウンドの中にもポップな一面があったからでしょう。 ガレージ・ファンも納得の一曲です。




#103, Nov 2nd 1999

MR.SONGBIRD / KINKS




手前味噌ながら、ナップサックの両脇ポケットにウォークマン用の 小型スピーカーを忍ばせてこの曲入ったテープ聴きながら山登るわけです。 もちろん、私みたいな人間は居ませんから奇異に映ってるかもしれませんがそこは気にしないことにしています。 要は、どんだけ楽しめるかということだと思ってます。で、前置き長くなってしまいましたが、 この曲は、恐らくグレート・ロスト・キンクス・アルバムか 12曲入りヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティでしか聴けなかったのですが、 昨年リイシューCD のヴィレッジ・グリーン...にボーナストラックとして入りました。 クリアーな音で蘇り、あまた、幾多のキンクスファンを喜ばせたことでしょう。 ハミングするような軽やかなヴォーカル、フルート、生ギターが朝寝坊の貴方にぴったり。 ヴィレッジ・グリーン...自体が名盤の誉れ高きアルバムではありますが、 この一曲のために再購入にしても損はない!!



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