today's piece



#27, 29th Jan 1999

Acka Raga / JOE HARRIOTT - JOHN MAYER DOUBLE QUINTET




INDO JAZZ FUSIONS and INDO JAZZ SUITE (2in1CD)
昨年末に購入してずっと聴いてます。
監修:テイ...、解説:小西...なのでおしゃれさん達が買っていくのでしょうか?
でも、おしゃれさんだけのものにしておくのは、もったいない。
トラッドの雰囲気も感じられて楽しみ方もいろいろ。
また、ピーターさんも大絶賛されてたんですねぇ。

<<2003/03/09 追記>>
この曲は、ショッキング・ブルーがカバーしとるそうです。



#26, 28th Jan 1999

SKANK BLOC BOLOGNA / SCRITTI POLITTI




78年、衝撃の1stシングル。
実はこの頃からソウルは入ってる?
テクニックなしのひらめき勝負な一曲。



#25, 27th Jan 1999

WE'VE GOTTA GET OUT OF THIS PLACE / ANIMALS




言わずと知れたバリー・マンとシンシア・ウェイルのペンによる曲。
エリック・バードンは「知的な」とかいう言葉は全然似合わない人だけど、
この曲における盛り上がり、シャウトは半端じゃない。素直に格好いいです。
昨年末、サンハウスの福岡公演でもアンコールで演ったそう。
ぜひ、見てみたかったです。



#24, 26th Jan 1999

YOU'VE GOT A FRIEND / JAMES TAYLOR




ピストルズ好きの人間が、ジェイムズ・テイラーを好きになるはずがない。
昔はそういう考え方もあったのでしょう。今もある?
でも、最初はパンクしとったハウスマーティンズもカバーしとったもんなぁ。
ジャンルにこだわらず、いろんなの聴く人が増えたのは良いことと思いませんか?



#23, 25th Jan 1999

I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE / MARVIN GAYE




とっかかりはストーンズ。「ヒッチハイク」を彼らがカバーしとったから。
で、この「悲しいうわさ」も聴いたわけですが、もう何回聴いたかわからない。
冒頭のオルガン(またしても)とタンバリンが聴こえてきたら、どっぷり浸ってしまう。
つややかでしなやかな声、抑制の効いたリズム、何もかもが完璧。
スリッツもダブりながらカバーしとった。これも良かった。



#22, 22th Jan 1999

JUST GOT LUCKY / JO BOXERS




NTV系列の「どっちの料理ショー」見ました?
BGMで結構イイ曲かかってるんですね。この曲もかかってました。
82年頃、サブウェイ・セクトがヴィック・ゴダードと別れて作ったバンド。
スタ・カンをもうちょっとキャッチィにして、少し硬派にした感じと言えばよろしいでしょうか。
この曲は本国で2ndシングルだったはず、日本ではデビューシングルだった?
達郎御大も昔、ラジオでかけたように記憶してるんですが、
ノーザン・ソウルとかジャズとか、そんなのが好きな人にはお薦めでは?
因みに、私はビーフンが美味そうにみえたんですが...。



#21, 21th Jan 1999

SOMETHING BETTER / MARIANNE FAITHFULL




初期の愛らしいはかない声とは違って、だいぶダミ声にはなったけど、なかなかに魅力的なシングル曲。
スライドギターはライ・クーダー(ビーフハートの1stで弾きよる音とまったくいっしょ、と言うことは、
LET IT BLEED のスライドの音色ともいっしょ)。アレンジにジャック・ニッチェの名もある。
作曲は、レコードや本によってまちまちでゴフィン/キングとあったり、ゴフィン/マンとあったり...
いったい、どっちが正しいんじゃい!! 世界のNINAGAWAも好きらしい。



#20, 20th Jan 1999

BALLAD OF JOE HILL / BLUEBELLS




2〜3年前、「ヤング・アット・ハート」が本国でリバイバル・ヒットしてました。
某熊日新聞の外国チャート欄にクレジットされていたので、間違いありません。
この曲は、シングル"ALL I AM"のB面にたぶん、入っとったハズ。
バックの演奏はバンジョーだけばい。よか雰囲気ばだしとっです。
エンディングに入っとる女性ナレーションのSEも効果的ばい。
スコットランドらしか牧歌的なメロディに、ついつい口ずさみたくなる唄たい。
CDにも入っとるけん、聴いたことなか人は聴いてみっとよか。

本日は、ある方の強い要望にお応えして熊本弁でUPしてみました。



#19, 19th Jan 1999

I THINK IT'S GOING TO RAIN TODAY / UB40




80年発表の1stから。ラヴァーズロックになる前のまだまだとんがっとる頃の作品。
オリジナルはランディ・ニューマン。オリジナルも暗く重くひきずるようにして唄われる。
それに比ぶれば、メロディがはっきり浮き出ている馴染みやすかヴァージョンがこれ。
それでも、充分暗いし、ダブっとります。
なま暖かい冬に雨が降るとこの曲をおもい出す。今日もそんな日でござりました。



#18, 15th Jan 1999

WILLOW WEEP FOR ME / BABY FACE WILLETTE




どんなに白熱した演奏をやろうとも、真っ赤に燃えることなく、
蒼くクールにほとばしる楽器とは? 答えは簡単、オルガン。
アラン・プライス、ジョージー・フェイム しかり、そしてBOOKER T.しかり。
このスタンダードを格別に仕上げたベビー・フェイス・ウィレット、8分がなんと短いことか。
61年に発表された彼のLP(2種)は、90年に再発されました。
特に、STOP AND LISTEN はクールで気持ちん良か演奏が一杯入っとります。



#17, 14th Jan 1999

WHY MUST I ALWAYS EXPLAIN? / VAN MORRISON




Brown eyed girl, Wild night, Beautiful visionなど、いい曲いっぱいあります。
当曲は、91年の“Hymns to the silence”から。彼のもっこすな部分がよく表れているタイトルではないでしょうか。
91年夏、ウェールズでライブ観ました。場所はキングスホテルなるホテルの宴会場にて。
彼の履いていた、キッチリ折り目の入ったジーンズが妙に印象に残ってます。
レイ・チャールズのI CAN'T STOP LOVIN' YOUの演奏中、サックスのソロでとちってしまって、ヤジが入ると、
意地になって延々サックスのソロばかり演っていたヴァン・モリソン。可愛くて面白かったです。
客は地元のおじちゃん、おばちゃんばかり。みんなビールがんがん飲んでました。泊ったB&Bのママさんも
ご主人といっしょにご来場。ビールはおごってもらえなかったけど、今ではいい思い出。



#16, 13th Jan 1999

BOOK OF SWORDS / FELT




マリンバ、ピアノとベースによるノスタルジックな佇まい。悪くないです。



#15, 12th Jan 1999

SHOESHINEBOY / HUMBLEBUMS




「霧のベイカーストリート」で全米第二位を放ったジェリー・ラファティのハンブルバムズ時代の曲。
よくグラズゴーのマッカートニーとか言われてますが、実際はドノヴァンに近い感じでは。
基本はフォークっぽいのですが、この曲はやたらとポップで日本でヒットしていたとしても、おかしく
ないくらい。ポール・ジョーンズ(ex.マンフレッド・マン)が唄ったらバッチリなくらいのブリビ(ブリティッシュ
ビート)してます。キング・オブ・ルクセンブルグことサイモン・ターナーもカバーしてたはず。



#14, 11th Jan 1999

LET IT BE ME / EVERY BROTHERS




スタンダードになっているので皆さんご存知だと思います。名曲とにかく名曲、もひとつおまけに...
G.キャンベル、シャドウズ、達郎夫妻など数え切れない程カバーがありますが、やはりオリジナル
には心奪われます。元々はシャンソンで「君は僕のもの」というタイトルだそう。おフランスな曲なのでした。
シャンソンと言えば、「OH!シャンゼリゼ」は元々「OH!ウォータールーロード」というタイトルで英国の
唄らしいですよ。キンクスファンの皆さん、蛇足でした。
デイブ・エドモンズ&ニック・ロウもロックパイル時代に絶対演っていると思うのですが、まだ、出て来てないですね。



#13, 8th Jan 1999

CAROLAN'S DRAUGHT / DE DANNAN




春の息吹きを感じさせる一曲、
といっても福岡は急に寒くなりまして、雪がちらついてます。
彼らの2ndより、格好はホント、ばたくさいのに 音はとってもビヴァルディ。
アレック・フィンのブズーキは聴きごたえあります。Dedicated to Glenfinan



#12, 7th Jan 1999

HONKY TONK / ROBERT Jr.LOCKWOOD & THE ACES




ブルーズってカッコいいやんと本気で思わせてくれたレコードから。
74年の日本のライブ。年配のブルーズファンには伝説と化してるらしいです。
当時、私は小学3年生。知る由もありません。
ビル・ドゲットのホンキィ・トンクをこんなにしなやかにかつ弾けるばかりに演ってしまうとは。
この時、ロックウッドはグレッチ カントリージェントルマンを使ってます。
もう、たまりません。何度聴いてもすばらしい。



#11, 6th Jan 1999

BOSS A ROO / SHADOWS




クリフ・リチャードの伴奏バンドだった英国のシャドウズのオリジナル曲。
ボッサ調のゆったりした演奏が心地よい。
映画『蜜の味』、『土曜の夜と日曜の朝』みたいな暗さもちょっとあってそこがまたいい。
ハンク・マーヴィン、ブルース・ウェルチ、ジョン・ロスティル、ブライアン・べネット
の顔ぶれによる65年のアルバム『サウンド・オブ・シャドウズ』から。
このLPはEMI100シリーズによる紙ジャケ仕様でCDも出てます。



#10, 5th Jan 1999

DO RE MI / RY COODER




とうとうアメリカにやって来ました。これまでずっと英国中心だったので。
超有名なライ・クーダーです。1stのA面4曲目です。オリジナルはディランのお師匠さんウッディ・ガスリー
もう、とにかく素晴らしいです。これまで12,345回聴きましたが、あと98,765回聴かないと10万回に
なりません。そのくらい良い曲です。アレンジも素晴らしくストリングスはいつ聴いてもゾクゾクします。
T.REXのストリングスくらいゾクゾクです。ギターはちょっとローウェル・ジョージ風です。

英雄と悪漢/ビーチ・ボーイズ、ド・レ・ミ/ライ・クーダー、アカペラ/ヴァン・ダイク・パークスを
連チャンで聴くとアメリカが見えてきます。



#9, 4th Jan 1999

ONE FING' N' ANUVVER / CHAS & DAVE




オイリー・ラグスからチャス&デイヴと名称を改めての1枚目のタイトル曲。
音はとにかくアメリカしてて、R&R、R&B、ジャグ、ブルーズ、ラグタイム、カントリーが上手いこと
ミックスされています。ただ、アメリカ人がそのまま演るのとは違って、ブリンズレーにも通じる和みパブ
ロック風に小ざっぱり聴かせてくれます。この辺りが英国的なところなのかもしれません。
当曲は、リズムはセカンドライン、ホーンはアラン・トゥーサンしてます。でもやっぱり英国なんだよなぁ。
ここが凄いと言うかとても良いところだと思うのですが...



#8, 3rd Jan 1999

YESTERDAY MAN / ROBERT WYATT




ロバート・ワイアットは、シックの「ついに自由の身に」、E.コステロの「シップビルディング」とか、
T・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」など人の曲を完全に自分の世界で素晴らしく唄ってしまいます。
というより、オリジナルを越えてしまうこともしばしばだと思うのですが。
最近のレコードはピコピコな音が多いですが彼の声さえあれば、ピコピコも気にならないでしょう。
この曲はサンディ・ショウなどに曲を提供していたことでも有名?なクリス・アンドリュースがオリジナルです。
プロデュースはピンク・フロイドのニック・メイスン。60’Sには全英bPにもなった曲です。
CD化もされているようなので、是非みなさんに聴いて欲しい一曲です。


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