today's piece



#516, 2014/06/08

KOPOLO / ORCHESTRE BAKA GBINE (2012, CONGO-CAMEROON BORDER)


>KOPOLO / ORCHESTRE BAKA GBINE

梅雨入りで思い出したのが、コンゴとカメルーンの国境周辺の熱帯雨林に暮らすバカ・ピグミーの音楽。 昨年の今頃、たまたま偶然 動画を観て初めて聞きました。オーケストル・バカ・ビーネイのコポロです。 素朴で なま音のギター・アンサンブルと朴訥な歌声が印象に残り、一度聞いただけで好きになりました。 カリブ音楽の匂いもしてきて、なんともゆたっりした気分になれてとても気持ちよいのです。 「襤褸を着ても心は錦」な動画も素晴らしい。素朴なダンスにも注目ですよ。





#515, 2014/05/28

THAT'S THE WAY IT IS / THE SWEET THREE (1965, USA)


That Philly Sound Presents: The Best Of Northern Soul

先週末土曜は昼酒で夕方には寝てしまい、深夜に目覚め。 何気にノーザン・ソウルのラジオ番組に合わせると、流れてきたのが「今日の一曲」。 ガールズ・フィリー・サウンド。 ハスキー、ミッド・テムポなグルーヴで、かつピースフルにもかかわらず、ちょっぴりサッドネス。 初めて聞く曲ですが、もう何も云うことはありません状態。しばし聞き惚れる。

早速調べてみると、ザ・スウィート・スリーというコーラス・グループ三人組。 動画もあったので、世界のコアなフィリー・ソウル、ノーザン・ソウル ファンには有名なのでしょう。 私は全く知りませんでしたが。。。

更に調べてみると、ずばりノーザン・ソウル系のコンピレーションに収録されていて注文したのがこのCDです。 20曲収録で他にもよい曲はあるのですが、やはりこの曲が秀でて白眉。 2007年にKENTレーベルから出たネラ・ドッズのベスト盤収録のファインダーズ・キーパーズ、ルーザーズ・ウィーパーズ にも燃えましたが、それ以来で久々に出会いました。

ザ・スウィート・スリーでザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ、最高です。





#514, 2014/05/14

SEA CRUISE / CLARENCE "FROGMAN" HENRY (1970's, USA)


GREATEST HITS / CLARENCE

1ヶ月程前、日曜深夜のラジオ番組で流れてきましたクラレンス・フロッグマン・ヘンリーのシー・クルーズ。初聞きです。 シー・クルーズといえばフランキー・フォード。作曲は「ロッキン肺炎ブギウギ感冒」のヒューイ・ピアノ・スミスですね。他にもグレン・フライ、リコ・ロドリゲスやビーチ・ボーイズのカバーで馴染んでおりました。

さて、クラレンスのシー・クルーズはファッツ・ドミノのビー・マイ・ゲストのようにニュー・オーリンズ・リズメン・ブルースでありながらもスカのリズムで弾けていて、 これはいいカバーだとひとり合点、飛びつきました。ピアノの弾け具合も抜群!またまた、ニュー・オーリンズとジャマイカの接点楽曲を見つけて嬉しくなりました。
早速、この曲が収録されたアルバムはないかと探した末、手に取ったのがこのCD。てっきり50'sか60'sの録音だと思いきや、ライナーには70年代にクレイジー・ケイジャン・レーベルで録音した音源だとあります。 なるほど、それで動画検索しても出てこなかったんだと気づいた次第です。

クレイジー・ケイジャン・レーベルに残した音源にはバイユーでスワンピーなサー・ダグラス・クインテットのカバーやマチルダなど聴きどころ満載。勿論、当CDに収録。大変お勧めです。 クラレンスはエイン・ガッ・ノー・ホームの蛙声だけではないことがわかり、よい発見でした。 試聴はコチラ
細野さん、流石、鋭い選曲。深夜にこっそりかけるとこがまたまたにくい。

このCDはTHE GREATEST HITSのタイトルではありますが、収録曲はクレイジー・ケイジャンでの70年代初頭の録音が収められているようです。CDのクレジットには12曲が収録となっていますが、実際には下記の16曲でした。権利の関係とか何かあるようですね。

1. Sea Cruise
2. It Went To Her Head
3. Cheatin' Traces
4. Lovin' Cajun Style
5. You Can Have Her
6. Mathilda (Take 1)
7. Mathilda (Takes 2 & 3)
8. I Can't Take Another Heartache
9. In The Jailhouse Now
10. Rock Down In My Shoe
11. We'll Take Our Last Walk Tonight
12. Socka-Diddley, Alabama
13. A Certain Girl
14. A Certain Girl (Reprise)
15. Sea Cruise (Different Take, Unfinished)
16. Ain't Got No Home





#513, 2014/05/04

STREETS OF LONDON / RALPH McTELL (1970, UK)


REVISTED / RALPH McTELL

GWは今日で終わり。巷はまだまだGWですが、私は明日から仕事。ということで、晴天の本日、近場は甘木のキリン・ビア・ファームでフローズン一番搾りとスペアリブをがっつり。 午後から曇天で明日は雨模様らしく、なんとなく聞きたくなったのがラルフ・マクテル。哀愁漂う「ロンドンの街角」。久しぶりに聞きました。いいっすねぇ。 ラルフの優しい語り口が沁みます。今はなき久留米はビッグ・ビートで入手したトランスアトランティック盤からでした。





#512, 2014/04/25

THE BACK OF LOVE / ECHO & THE BUNNYMEN (1982, UK)


THE BACK OF LOVE / ECHO & THE BUNNYMEN

新緑の息吹を感じさせる淡いジャケットが印象的です。 エコバニでバック・オブ・ラヴです。 英国では82年にシングル・リリースされていますが、 83年リリースのアルバム「ポーキュパイン」で最初に聞きました。 当時は高校生。 リアルタイム・レコードとしては最もよく聞いたレコードです。 ギターのカッティングのイントロにドラムとベースが絡み、、、がっつり今でもOK!です。レス・パティンソン、ピート・デ・フレイタスのリズム隊は大好きでした。
このシングル盤は後年、ジャケットが気に入って中古盤で入手。ジャケットはヘンリー・スコット・テュークの「約束」という1888年の作品です。淡い青春模様ですね。





#511, 2014/04/18

MAITRE CORBEAU ET JULIETTE RENARD / JEAN GABIN (1974, FRANCE)


俺の人生 cw/ カラス先生とジュリエット狐 / ジャン・ギャバン

#222でも一度紹介していますジャン・ギャバンの「カラス先生とジュリエット狐」。 長年不明だったギャバンとデュエットしていた歌手がわかったので再掲です。 その歌手はAnne Germain(アン・ジェルマン)。 ギャバンの語りとアンの可憐な歌声がマッチした一曲。 無骨な爺と孫娘の会話の様でもあります。相変わらず大好きです。 動画もありましたので掲載します。





#510, 2014/04/07

DRUME NEGRITO / VICTOR JARA (1968, CHILE)


ビクトル・ハラと共に / チリーのコンドル キラパジュンは羽ばたく

ビクトル・ハラがキューバ・スタンダード、ドゥルメ・ネグリータを唄っております。68年発表のフォルクローレ・グループ、キラパジュンとの共作アルバムですが、 この曲はビクトル・ハラがソロで唄っています。ギターで爪弾くメロディが印象的で清楚なアレンジの子守唄。なんとも優しい。しばし、幾度となく聞き入ってしまいます。





#509, 2014/03/28

I KNEW THE BRIDE / JOHNNIE ALLAN (1979, USA)


I KNEW THE BRIDE / JOHNNIE ALLAN

1ヶ月ほど前、CREOLE COFFEE STANDさんにお願いして手に取った一枚。 先日、65歳となったそうなニックのあの曲をジョニー・アランが演っておりました。ザクザクしたギターサウンドに乗せて、 ジョニーの軽快でビブラートな唄声が気持ちよいルイジアナ・ロックンロール。出会えてうれしいうれしい一枚であります。 79年ということですから、デイヴ・エドモンズのそれを聞いてカバーしたのでしょうね。ジョニーが英国でも人気があるというのがうなずける一曲です。

試聴はこちらからどうぞ。





#508, 2014/03/21

AFRICAN JAZZ MOKILI MOBIMBO / ORCHESTRE AFRICAN JAZZ (1962,R.D.CONGO)


LE GRAN KALLE: HIS LIFE HIS MUSIC

ゴールデンですね。「アフリカ・モキリ・モビンボ(アフリカン・ジャズ世界一周)」。昨年リリースの二枚組豪華装丁盤「ル・グラン・カレ コンゴ音楽の父」からです。 いつから聞き出したか忘れてしまいましたが、フランコ OK JAZZ の音楽とともにアフリカ音楽 引鉄曲です。グラン・カレ(ジョセフ・カバセレ)は J.S.ロバーツの オリジナル・ミュージック盤で出会い、この豪華回顧盤で改めて聞きなおしております。「インデペンス・チャ・チャ」とともに忘れられないですね。





#507, 2014/03/12

EL MANISERO / LUIS BARREIRO AND THE PEANUT VENDORS (1958, USA)


25 VERSIONES CLASICAS DE EL MANISERO

10年越しで探していた「南京豆売り」ばかりを25曲収録したアルバム"25 VERSIONES CLASICAS DE EL MANISERO"が中古盤ではとうとう見つけられなかったのに、デジパック仕様でリプレスされていたようであっさり年初に手にとることが出来ました。 1928年録音のリタ・モンタネールに始まり、1964年のボラ・デ・ニエヴェまで25曲が収められています。南京豆売り好きとしては至福の一枚であります。 前回に引き続き「南京豆売り」で今日は1958年はピーナッツ・ヴェンダーズのそれ。オルガンが走りまくりでグルーヴィーですね。 それにしても、「南京豆売り」ってなんでこんなによいのでしょうね。しつこい?すみません。





#506, 2014/03/09

BLACK MANI / BLACK BAZAR (2013, FRA)


BALACK BAZAR ROUND2

ブラック・バザールのリンガラ風味の「南京豆売り」。キラキラしていて気持ちよく、春にふさわしい一曲です。 新録ものの「南京豆売り」に盛り上がるのはペペシート・レジェス&エストレージャ・モレンテ以来じゃなかろうか。 おっと、嘘つきました。リトル・テムポは「太陽の花嫁」収録のパンな「南京豆売り」も良かったことも思い出した。 それにしても、「南京豆売り」ってなんでこんなによいのでしょうね。





#505, 2014/02/02

LOVE IS STARANGE / LONNIE DONEGAN (1956, UK)


LONNIE DONEGAN - SHOWCASE...plus

昨年末、初めて聞いたファーリン・ハスキーの「泣きたいほどの寂しさだ」は泣き節で今も贔屓に聞いています。 そんな泣き節がないかと手持ちの音源を探していたら、あーるじゃ、あーりませんか。

ロニー・ドネガンで「ラヴ・イズ・ストレンジ」。幸せそうなんだけど、泣き節ではないでしょうか。ミッキー&シルヴィア、バディ・ホリーのそれとも違い、艶ある泣き節であります。

下記動画はEP盤からの盤起こし。よいです。なるほど、ジョー・ミークがプロデュースか。なので、こんなに濡れているのね。





#504, 2014/01/22

SUNDAY MORNING / DREAMLETS (Early2000's, JPN)


DREAMLETS - SUNDAY MORNING

昨夜帰宅後、何気にラジオ(Raziko)をPirate Radioに合わせたら、ザ・スポイルが流れてきて、 その後、VUのオール・トゥモロウ・パーティーズが流れてきた。オール・トゥモロウ・パーティーズは うんじゅう年ぶりで聞いたのではないかと思うも、むちゃくちゃよかった。
でもって、本日VUものが聞きたく取り出したのが、7吋でドリームレッツのサンディ・モーニング。 懐かしくて可愛らしくて切ないロックステディなサンディ・モーニング。ギター・ソロが男気溢れる ワイルドかつシンプルなのもよい。リズム踏んでるピアノ・フォルテシモと軽めのドラムもいかしてます。

ニコニコ動画だと聞けるようです。7分50秒頃から始まります。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm6293395




#503, 2014/01/12

YEFEKER WOGAGEN / BEZUNESH BEKELE (1960's, ETHIOPIA)


THE GREATEST HITS OF BEZUNESH BEKELE

遅まきながら、謹賀新年。年初一発目はエチオピアンど演歌で。ベズネッシュ・ベケレ最高!!本年も宜しくお願いいたします。




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