フィリス・ディロンやアンドレ・トゥーサンで馴染んでました「パーフィディア」。
ナッキンコールの艶ある歌声も素晴らしく、バックのコンガと壮麗なストリングスも情感溢れます。
何で今まで知らなかったんだろうとお恥ずかしい限りと思いつつ、やっと出会えてうれしくもあり、紹介されていたtweetに感謝。
Cole Espan~ol (1958) に続くラテン・ミュージックをテーマにしたアルバム"a mis amigos"から7曲目です。
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引越しでCDの片付けもままならず、5月の更新を逸してしまい、今でございます。久しぶりにフランコなぞ聞いておりまして、
ヴィッキーがメインVoxのアルバムをリピート中です。そのアルバムの7曲目、「ジョセフィーヌ・ナボイ・イェ」。
コンガ、サックスの鳴りもよく、哀愁宜しく優雅なり、ヴィッキー、フランコのユニゾンVoxも気持ちよく、ソフト・ディストーションなギターの鳴りもよく響き。
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ローラ・マルタン、マニュエラ・ピオシェ、ダヴィッド・マルシアルとアンリ・デブス制作のアルバムを気に入って聞いておりますが、このコンピレーション・アルバムもよいです。
50年代末から70年代初めにかけてのアンリ・デブスの録音集 / ビギン&マズルカ&カダンス&ボレーロ&チャチャチャ作品集とのこと。昨年11月に入手し、相変わらずじわじわと聞いています。
さて、今日の一曲はそのアルバム10曲目の"Premier Chagrin"「最初の悲しみ」です。歌うは男性歌手 Yves Marsile「イヴ・マルシル」(発音間違っていたら御容赦)。
男性歌手なれど、ローラ・マルタンの「さようならスカーフ、さようならマドラス」のようにたゆたゆと朗々と。ゆったりとしたホーン・アンサンブルのメロディもほんわか、のんびり、素敵です。
躍動感ある曲ももちろん好きなのですが、聞かせる ゆったり たゆたゆ ボレロ風味に今は軍配が上がったりです。試聴はコチラ(Click!)、10曲目です。
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昨年末に入手したアクリ・デの「パリ-ハリウッド」は最初ピンと来ていなかったのですが、
今年に入ってじわじわと何度も聞いている愛聴盤となっています。
棘、ササクレたメロディに爪弾き歌う曲に惹かれます。
今日の一曲はアルバム七曲目の「ミント・ティ」です。
淡々としているのですが声に躍動があり、微妙な間(ま)がよいです。
バンジョーの鳴りもよいのです。
勝手にリンク申し訳ありません。コチラ(Click!)に日本語訳詩やアクリ・デの経歴があります。
歌詞を浮かべながら聞きますと切なくなりますが、また、聞きたくなるのです。
ノマド、放浪の民であるアクリ・デの「望郷」を感じるのです。
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キング・サニー・アデ。高校の頃、シンクロ・システムを聞いて以来、30年近く経っています。
最新録音だと云う2011年リリース、ナイジェリア・ローカル盤「ハッピィ・モーメンツ」を聞く機会に恵まれました。
エバー・グリーンですね。めちゃめちゃ気に入りました。四曲収録中、二曲目が今日の一曲です。
口笛のような横笛の響き、ギター・リフの軽やかなこと!サニー・アデの声は幾分、
枯れた感もありますが合唱のアンサンブルは素敵ですよ。
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先週末に帰省して、久しぶりに映画「コントラクト・キラー」が観たくなり、レイザー・ディスクを引っ張り出して観てましたら、
挿入曲に、あら?あれ?どっかで聞いたことあるぞなロード・ビギナーの声。アキ・カウリスマキも好きだったのでしょうね。
86年リリースのカリプソ・コンピレーション・アルバム"PORT OF SPAIN SHUFFLE"に収録されていました、ビギナーが歌う「ゼネラル・エレクション(総選挙)」。
カウリスマキもこのアルバムで聞いて、映画に使ったのではないでしょうか。因みに映画が封切られた90年当時、
ちょっとだけ東京で仕事していたので銀座の映画館で観ているのですが、私はビギナーのことなど露知らず。
ジャン=ピエール・レオーが主演だという情報だけで観に行ったのです。
この曲を意識して初めて聞いたのは、後に2006年、オネスト・ジョンズがリリースしたカリプソ・コンピ"LONDON IS THE PLACE FOR ME Vol.2"でした。
飄々とした歌声が特徴なビギナー、1950年2月のチャーチルの保守党が労働党に負けた英国総選挙のことを揶揄っているようです。
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昨年最後も「さようならスカーフ さようならマドラス」だったのですが、年初もです。ローラ・マルタンのそれよりも3年早く歌っていたのがマニュエラ・ピオッシェ。 ローラ・マルタンが華麗なお姉さまなら、マニュエラ・ピオッシェは京塚昌子よろしく肝っ玉母さんでしょうか。 間奏のコーラスも息子たちが花を添えているようで親近感の二重丸。 試聴はコチラ、16曲目です。 どちらが好みかと聞かれればマルタンなのですが、ピオッシェのそれも味わい深いのです。 |